酷暑の甲ヶ山を周回すると、4リットル補給しても熱中症になる

'16.8.7(日)晴れ。
軽い頭痛と動悸、息切れ。胃のムカつきと思考力低下。明らかに熱中症の症状だった。
風は南東寄りだった模様で、風裏となった甲川からの甲ヶ山ルートは超無風の熱地獄。エンドレスで執拗に付きまとうアブによるストレスも重なり、『ほぼほぼ万事休す状態』だった。
数年前の真夏の下蒜~中蒜での熱中症は距離が短く、また圧倒的に道が整備されていたので、今日ほどの辛さじゃなかった。「稜線までなんとか上がってヘリを呼ぼうか・・・」とさえ、頭をよぎることもあった。

気力で稜線に上がり、風に吹かれ、半氷のウィーダーを飲み、ユンケル皇帝ゴールドを飲んで少し落ち着く。
当初の予定は、川床~【偽】岩伏別れ~甲川~甲ヶ山~矢筈~大休峠~川床だったが・・・
さて、この体力低下。どうするべきか。

来た道を戻り、再度甲川に下ると、水浴びはできるし、水の再補給もできるが、あの酷いアブ攻撃が嫌だ。
一方、ゴジラの背~甲ヶ山~矢筈ヶ山経由で大休峠へ下ると、この時期多分、稜線のヤフ゛がきついうえ、大休峠の水場が涸れている可能性もある。
もし涸れてなくても、ボウフラが湧いてそうなあの水場はイマイチ利用したくない。

一つ言えることは、前者後者共に、道は悪い。

約15分の思案の末、後者を決断したんだけど・・・

当初の予定時間6時間に対して、タイムオーバーは3時間超で、総周回時間はなんと9時間。
とりあえず。無事に駐車地点にたどり着いたんだから、結果オーライということでしょう。

※大休峠(東に徒歩1分)の水場は涸れておらず、とりあえず500ml補給したが、結局はこの水を飲むことはなかった。川床まで残り1キロを切った辺りで、用意した3.5リットルの水は尽きてしまったが、阿弥陀川出合まで我慢した。そして阿弥陀川の水場で思いっ切り水浴びし、約500mlをがぶ飲みして生き返った。
本日の総水分補給量は4リットル+ウィーダー1個+ユンケル1本。







本日唯一の三角点タッチは一等:二子山(1358.4m)。 ここは新見の二子山頂上にあらず。
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今日は南光河原P~宝珠尾根~ユートピア~大休峠の周回も考えていたが、朝6:45時点で駐車場は満車。
まだユートヒ゜アの花目当て登山客が多いのかな?
さらに第一もほぼ埋まりつつある状況だったので、テンションダウン。
人混みを避け、この時期の状況がどんな感じか気になっていた、【真夏の甲ヶ山】を歩いてみることにした。



7:05 川床近くの広い路側帯に駐車して歩行開始 ⇒ ブヨがうるさくなり、途中防虫ネット装着 ⇒
8:25 【偽】岩伏別れで甲川方面へ左折 ⇒ 9:20 甲川出合  9:30 甲川直登ルート(涸れ沢)へ ⇒
⇒ ⇒ ⇒ アブ地獄&酷暑地獄 ⇒ ⇒ ⇒ 
11:15 稜線出合  11:40 ゴジラの背へ ⇒ 11:55 甲ヶ山 ⇒ 途中、ヤブがきつい&アブがうるさい ⇒
12:55 小矢筈 ⇒ 13:15 矢筈ヶ山   13:40 下山開始 ⇒ 14:25 大休峠 ⇒ 水場に寄る ⇒ 川床方面へ ⇒
川床直前の阿弥陀川で水分補給 ⇒ 16:05 両足太もも攣りまくりで、どうにか駐車地点帰着





【偽】岩伏別れから【香取~甲川道】出合までの踏み跡は、この時期も予想外に踏まれており、合流点の直前を除いてほぼ明瞭だった。また、合流点から甲川までも特にヤフ゛深くなることもなく、甲川出合。
(涸れ沢に取り付いた地点から振り返る甲川)
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気温と湿度とアブ攻撃で、気持ちが切れそうになりながらも・・・  稜線合流点手前のブナ林。
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稜線出合。ここで本日初めて、そよ風を感じた。
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ゴジラ
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甲ヶ山
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甲~小矢筈間、途中のヤフ゛は結構きつかったが、それにもまして、アブがこの付近も非常に鬱陶しかった。





小矢筈を下りて見上げる
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一等三角点のある矢筈ヶ山頂上。
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中国自然歩道を除き、もちろんここまで出遭った人はいなかったが、ここから大休峠までも誰にも出遭わず。





無事、どにかこうにか大休峠まで帰って来れました。(ここから川床まで、何度も足が攣ったけど・・・)
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甲川からの甲ヶ山は、今日が4回目だが、真夏に歩いたのは初めて。

そしてこれが 『真夏に』歩く人生最後の甲ヶ山。  もちろん。



この苦行を乗り越えられたんだから、

どんなことでも・・・