アブの攻撃に耐え抜き二等三角点:蛇喰山を掘り出す/三平山~金ヶ谷山

'16.7.20(水)晴れ時々曇り。早朝の新庄は16度で、朝は結構涼しかった。
昨晩寝る前は「振子沢経由のユートヒ゜ア花畑へ」で意欲満々だったが。
朝起きてみると一気にテンションダウン。
寝る前と朝起きた時とでテンションが激変していることは自分には良くあることで、今日もそんな日。
前夜に計画した山と、実際に歩く山が違うのは、当たり前田のクラッカー。
ただ、いまだに残る左足太ももの痺れを考慮すると、『真夏の振子沢回避』は妥当だったかもしれません。




    今日のブナ林。上の画像は穴ヶ乢~国体コース登山道合流手前、下は朝鍋頂上~金ヶ谷山間。
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8/7に行われる高校縦走競技会の下準備か? 嬉しいやら、悲しいやら・・・
三平山頂上~穴ヶ乢間、珍しく7割方の草刈りがしっかりなされており、ずいぶんと歩き易くはなっていたが。
そのせいで、今日の第二目的のナデシコはほぼ全滅。
咲いていたナデシコやキキョウの数よりも、日向ぼっこをしていたヘビの数の方が圧倒的に多かった。
画像のナデシコは朝鍋鷲ヶ山の頂上にて。キキョウは三平山~穴ヶ乢に一株のみ咲いていた。
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※三平山~穴ヶ乢、後半の4分の1は草刈り未実施で、足元が全く見えない区間がある。



本日の三角点は3つ
1つ目の三平山の三角点は草に埋まって見えなくなりつつある。岡山でも特に訪れる人が多い山なのに・・・
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2つ目は前回見つけられなかった、四等三角点:山根田1034.5m。
たくやさんにメールで頂いた大ヒント、『三平山に向かって、登山道の右側2m位』が大変助けになった。
今回は探すこと約3分で無事発見。地中に埋まっているのかと思っていたが、2cmほど地上に出ていた。
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下の画像は三角点から登山道までの2m区間のササを踏み倒して良く見えるようにして撮影。
この付近は前回も探したはずだけど・・・ヤブが死角になって、数十センチ差でスルーしてしまった模様。
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目印は登山道脇にあるこの『336番』標石。この標石から東北東に4~5mのヤフ゛の中に有り。
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そして3つ目、金ヶ谷山頂上の標柱から3mほど北寄りの登山道脇に有った、二等三角点:蛇喰山1164.2m。
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頂上の標柱から5mほど北寄りのヤフ゛の中に『大切にしよう三角点』の白い標柱があるのはすぐに気づいた。そして、その標柱のすぐ前の地面のヤブが明らかに不自然に薄かったので、『間違いなくここに埋まっているに違いない。』と思い、掘ること15分。しかしながら、一向に手応え無し。
「もしかして、答えはザックの下にあるのでは?」と、ふと思い立ち、ザックをよけ、ササを払いのけると!
顔を出していたのは、地上0cm。てっぺんの【+】の部分のみが顔を出していた。
体の周りを執拗に旋回する、スズメバチ大で色も酷似の大アブ(アカウシアブ)と格闘(うち2匹はストックでヒット)しながら約10分。
『二等』と『三角』の文字をようやく掘り出して確認し、証拠写真ゲット。
それにしても、岡山のメジャー登山道脇にあるにもかかわらず。
そして、上位の等級(二等)であるにもかかわらず。
何たるあり様か!!! ここ数年で、果たして何人がこの三角点に気付き、そしてタッチしたことだろう?

とりあえず、三角点の正面は何とか掘り出したので。
残る三面の掘り出し、及び周囲のヤブ刈り整備は、後発の三角点ハンターにお任せしよう!





6:12 朝鍋鷲ヶ山の国体コース登山口から少し三平山の方へ進んだ広い路側帯に駐車して歩行開始 ⇒
6:48 三平山登山口 ⇒ 7:30 三平山頂上  7:40 出発 ⇒ 8:15 穴ヶ乢 ⇒ 9:20 四等:山根田を発見 ⇒
9:35 朝鍋鷲ヶ山頂上  昼飯  10:05 出発 ⇒ 10:50 金ヶ谷山頂上着、すぐ三角点捜索開始 ⇒
11:20 アカウシアブの執拗な攻撃に打ち勝って、二等:蛇喰山の『二等』、『三角』の文字まで掘り出し完了。
11:30 往路を下山開始 ⇒ 12:15 朝鍋鷲ヶ山頂上 ⇒ 国体コースを下山 ⇒ 12:50 登山口 ⇒ 12:55 駐車地点


アカウシアブとスズメバチは色が良く似ていて、一瞬見間違うことが多いが、ウシアブはしつこく体の周りを旋回する事、どこまでも付いてくること、動きが素早いことなどで自分の場合は見分ける。特に、ウシアブの羽音の方が若干高い(スズメバチの羽音の方が重い感じがする)のが最大の違いだろうか。
ウシアブは羽音が止まった時、大体近くの葉っぱや地面に静止していることが多いので、その瞬間を狙い撃ち(ストックで)するのが一番いいと思う。
スズメバチも攻撃以外の時にたまに追いかけてくることがあるが、それはザックに取り付けているペットボトルのスポーツドリンクが少しこぼれていたりして、糖質の匂いに誘われて寄って来るんだと思う。
自分の経験上、アブが多いのは泉山(特に大神宮原コース)、蒜山、後山周辺。スズメバチが多かったのは天狗岩、恩原三国山北陵、角ヶ山、耳スエ山など、特にネマガリタケやササの密集帯がある場所に多い気がする。
(あくまでも私感)





朝の三平山頂上は下から冷たい風が吹き上がってきて、涼しいとゆうよりも、むしろ寒いくらいだった。
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10時頃の朝鍋鷲ヶ山頂上。そろそろ暑くなり始め、ここから先、歩くペースがグッと落ちることになる。
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長い時間、金ヶ谷山頂上でしゃがみこんで三角点を探していたので、それがかなり足に来てしまう。また昼からは風もやんで暑くなり、帰路は結構きつかった。
前半は涼しくて、いろいろ考えごとをしながら歩き、良い時間を過ごせたが、
後半は虫も増え、ややテンションダウン。でも無事第一目的の三角点タッチは、とりあえず。

今日出会ったカブトムシもクワガタムシもゼロ。
出遭った登山者も作業者もゼロ。
今日の水分量は約2リットル。(うち500mℓ×2本は凍らせていたのがいい感じで融けた。)
靴はミレー(super trident )、ザックもミレー(緑)、手袋は白い滑り止め軍手。